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郷ひろみ、西城秀樹さん告別式翌日のコンサートで気持ち新たに「より大切に歌っていかないと」

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全国ツアー『Hiromi Go Concert Tour 2018-Urban Velocity-UV』をスタートさせた郷ひろみ。新曲「恋はシュミシュミ」を披露 (C)ORICON NewS inc.

 歌手・郷ひろみ(62)が27日、神奈川・横須賀のよこすか芸術劇場で2018年の全国ツアー『Hiromi Go Concert Tour 2018-Urban Velocity-UV』をスタートさせた。開演前に囲み取材を行った郷は今月16日に急性心不全のため亡くなった歌手の西城秀樹さん(享年63)への思いをあらためて口にした。

【写真】西城秀樹さんの告別式で弔辞を読んだ郷ひろみ

 郷は西城さん、野口五郎と共に「新御三家」と呼ばれた。奇しくも、西城さんの告別式の翌日がツアー初日となった。今の心境について「変わらないことはないんですけどね」と寂しそうにぽつり。「ヒデキはダイナミックで、僕にない素晴らしいものを持っていた。五郎は五郎で、歌のうまさとか見習うべきところがたくさんある。それぞれが違うところを持っていたと僕は思う。だからこそ、余計に周りから『ライバル』と言われたのかな。ただ、僕の中では彼らより抜きん出るとか、そういう気持ちは毛頭なかった。僕の中では三男で1番下の末っ子。あの2人がいたから僕を自由にさせてくれたんだなっていう思いは今でもある。ライバルっていうより、あくまでも同じ時代を駆け抜けた同志。それが心からの気持ち」としみじみ振り返った。

 きのう26日に営まれた西城さんの告別式に参列するため、最終リハーサルを遅らせたがスケジュールの都合で、出棺には立ち会えなかった。「僕も(棺を)持っていたかった」と悔しさを口にした。斎場には多くのファン1万人が集まった。「ヒデキに代わって『ありがとう』と頭を下げて(リハーサルの)会場に向かった。だからこそ、より大切に1曲1曲を歌っていかないといけないなって思う。ヒデキの代わりになることはできないけど、僕の中でできるだけのパフォーマンスをしたい」と気持ちを新たにした。

 この日は1900人の観衆を前に「お嫁サンバ」「GOLDFINGER’99」などをパワフルに歌唱。「なかなか大変。最後まで意識を集中しないと。昨日のリハーサルでは『もうダメかもしれない』と、ひと言言ってました。それぐらい大変」と苦笑いするほど、ハードなセットリストとなっている。同ツアーは「僕にとって1つのお祭り。お祭りにみんなが足を運んでくれて楽しんでくれる。僕自身もいい自分を出せるところだと思っている。最高のパフォーマンスをして、最高の歌を聞かせられれば」と話した。

 また、新曲「恋はシュミシュミ」はディスコソング。自身のディスコ経験を問われると「背伸びしていった。やっと20歳になって行けた、みたいな」と振り返る。郷がディスコにいれば誰しもが振り返りそうだが「こんなのは着てなかったのでね」とジャケットをヒラつかせ、笑わせていた。

 最後は「最高の60代を作り上げる。こういう生き方があるんだなと少しでも伝われば」と力を込め「年齢のことは考えてない。全く年齢を感じさせないパフォーマンスをお送りしていきたい」と、ここから始まった49ステージに意欲を見せた。