成田空港開港40年でNAA 「今治ハンカチ」配布

  • LINEで送る

1978年5月20日の成田空港開港から40周年を記念し、NAAの社員が空港利用者に記念品を配った=20日午前10時過ぎ、第1ターミナル北ウイング

 成田空港は20日、開港から丸40年を迎えた。三つあるターミナルの出発ロビーでは、成田国際空港会社(NAA)の社員が記念品の「今治ハンカチ」1万2千枚を空港利用者に配り、節目を祝った。

 川崎市多摩区から訪れたパート、神山典子さん(55)は「若い頃は空港で働くことに憧れていた。反対闘争などの辛い歴史を乗り越えてちょうど40年。きょうはたまたま仕事の休みが取れたのでやってきた」と感慨深そうに話した。

 NAAはこのほか航空機騒音下の世帯に山武市産のサンブスギを使用したフォトフレーム約1万3千個を配布した。

 成田空港は、1966年7月の閣議決定から激しい反対闘争が続き、12年後の78年5月20日に滑走路1本、一つのターミナルで開港。92年には第2ターミナルがオープンし、2本目のB滑走路が2002年の暫定供用を経て09年に本来計画の2500メートルに延伸された。15年には格安航空会社(LCC)専用の第3ターミナルが開業し、昨年7月には旅客数が累計で10億人を突破。10月には貨物の取扱量が6千万トンを超え、現在3本目の滑走路をはじめとする機能強化計画が進められている。