NPOが被爆継承センター設立へ ネットに証言登録も

  • LINEで送る

総会であいさつする「ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会」の岩佐幹三代表理事=26日午後、東京都千代田区

 作家の大江健三郎さんらの呼びかけで2011年に発足し、認定NPO法人となった「ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会」は26日、総会を開き、原爆体験の証言などを集めた「継承センター」設立を決めた。今後、設立募金を推進する実行委員会をつくる。

 被爆者の高齢化が進む中、被爆経験を継承するため、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)などと連携。被爆者の証言のほか書籍などの資料原本を収集・保存し、電子化する。

 継承する会は「未来につなぐ被爆の記憶」プロジェクトも推進。被爆や、その後の人生経験をネット上に登録・公開するシステムを開発していることも明らかにした。