富士山の世界遺産5周年でシンポ 保全へ決意

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 富士山(山梨、静岡)の世界文化遺産登録5周年を記念したシンポジウムが22日、東京都内で開かれた。川勝平太静岡県知事は「富士山は日本人の自然観と国土のシンボル」と登録の意義を強調し、遺産保全への決意を示した。

 世界遺産に詳しい西村幸夫神戸芸術工科大教授は「富士山を登る行為は普通の登山とは全く違う感覚があり、自然への畏敬の念が共有されている」と指摘。三保松原など周辺の景勝地も含めた25の構成資産を一体として保全していく必要性を強調した。

 松浦晃一郎・元国連教育科学文化機関(ユネスコ)事務局長は、世界遺産としての価値を正確に発信すべきだとの認識を示した。